星野金属の件
ココログが前人未到の48時間メンテでとまってました。
なので旬を過ぎた話題ですが、星野金属工業の話。不渡り出したらしいですが、すでに工場は「夜逃げ完了!」状態なのでこのまま倒産確実のようです。以前から社長一族のDQNぶりは有名でしたが、星野はPCのケースメーカーとしてはエポックメイキングなところなので、なくなるのは素直に寂しい感じはします。
最近は「そんなに良いもんでもないのでは?」「無駄に高い」「エアフローがなってない」とか言う人も多いのですが、そんなのはどーでもよくて。星野の功績は
「ペンチとか金槌とか無しでちゃんとマザーがケースに収まる」
「拡張カードがいがまないでちゃんとスロットに刺さる」
「ちゃんと規格どおりにあるべきところにネジ穴がある」
「手袋なしでも作業中手が血まみれにならない」
「数回開け閉めしただけではネジ穴がバカにならない」
(思い返して数件を追加)
“普通のPCケース”を発売したことにあると思います。
昔の台湾産PCケースの品質はそりゃひどいもんでしたから、「日本の田舎の板金屋」の工作精度の高さに感心した記憶があります。まあ所詮は板金屋。「電源が上下逆」「なぜか全部ミリネジ」「エアフローっておいしい?」とかそのへんはしかたないw
結局、その“普通のPCケース”が台湾でも製作されるようになった時点で、星野は役目を終えた感があります。商売的にも経営的にも、田舎の板金屋には限界があったのでしょう。
SAYONARA!
さよなーらー
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コメント
ちゃぶ台どーなってます?
ウチの星野ケースは減益バリバリです。
現役?
そういえば星野ケースのPCはMeが入ってるんですよ。
だからあまり立ち上げないし、立ち上げてもすぐ青くなる。
「このアホ毛のドジっ子が!!」とか怒ってるウチにサポート終了なんだねぇ。
投稿: ぐら | 2006/07/14 12:53
俺もブログでボロクソに書きましたけど、
Vista登場後の1発目の自作は星野の机を考えてた(CPUは焜炉か尻原)ので
惜しいといえば惜しいなあという心境です。
投稿: YOMA | 2006/07/14 15:12
うちの星野製品は
・MT-PRO1000(星野2代目:6年オチ)
廃熱が悪いといわれ続けたケースだけど、HDD8台入れて7d/24h稼動で4年くらい普通に動いていた。いたって元気ですが先日退役。
・PRISM-II(ちゃぶ台)
Opteron 250 Dual+GF6800 Ultraの暴熱構成で、いたってまともに動作中。この上で作業もするし、仕事もするし、飯も食いますw 当初不安定だったのはケースの廃熱云々というより、MSIのマザーの完成度が低かった模様。
Meたんはサポート終了ですが、それに併せてVPC2004が無料配布になったので、どーしても必要ならVPCで使ってくれ、ってことなんでしょうね。
投稿: Topika | 2006/07/14 16:23
いやしかし・・・あの電源の爆熱っぷりは
いくら考えてもおかしかったぞw
投稿: YOMA | 2006/07/14 18:03